ありがとうのつぼみ





テーマは「傾聴」



キートス
「ココはショッコランの森。。。

ショッコランの森では耳を澄ますと
色んな音が聞こえてきます。

さあ、みんなも耳を澄ませてみて
どんな音が聞こえるかな?」



 


  作品のテーマは「傾聴」

ショッコランが言う「参加型」とは「考える」の部分を多く占めています。

演劇なんだから同じ空間で考えるのは当たり前だと思います。
が、その考えた答えがその場でシーンを作るきっかけとなっていく。
こっちの想定内での答えなら、容易い。
でも、そうは問屋が卸さないのが子どものイマジネーション。

彼らは最強のクリエイターなのです。

しかし、だからこそ面白い、
その場にいるお友だちとしか作る事が出来ない作品。
時に役者どころか作家をも上回る、子ども達の発想はきらめきを大いに秘めています。

耳を傾けて声を聴き何をしてあげたら良いか考えて行動する。

ショッコランの作品で基礎となるこの「考える」。

 

「ありがとうのつぼみ」ではこの部分を重点に作られた作品です。

 


  公演中のエピソード
 

その①
ショッコランの森に夜がやってくる。
ザワザワという風の音も 
カサカサという葉がかすれる音も
いつもと違って聞こえる。


怖いのを我慢するタックとキートス。

キートス・タック「怖くない、怖くない!」
 

客席のお友だちにも確認
キートス「怖くなんかないよな!?」

「(子どもたちのリアクション)」

そこへ遠くから聞こえてくる何かの足音。。。

「ずしーん。ずしーーーん」
 

この(子どもたちのリアクション)部分は
「ぜんぜん!」「怖くないよ」「大丈夫」などという言葉が出てきます。

昨日の午後の公演で

「怖くないよ!別にオバケとか出るわけじゃないし!!」

と言う男のコがいました。

そう、そこへやってきた何かの足音とは「悪いオバケ」の足音。。。

その男のコの一言でこのオバケの足音のシーンがグッと引き立つ。

足音が聞こえた時のあの子の表情、、、忘れられない


その②

閉鎖された空間が苦手な園児さんがどうしても入場出来ずにいました。

「暗くなることが怖い」みたいです。

彼はママさんとロビーで待っていました。

そんな中、弟は勇気を出してホールに入り、途中からですが観劇します。

そして、突然、弟は立ち上がり重い扉を開けホールを出て行きます。


出て行ったタイミングは悪役を倒した直後。

そして弟くんはロビーで待つお兄ちゃんに言います。

「お兄ちゃん!もうオバケは部屋から出て行ったから大丈夫だよ!一緒に見よう!!」

今回、オバケという大きな大きな敵が現れますが、カタチはなく、足音と台詞のみ。
そこに照明を使った演出で、みんなでオバケと戦います。

でも、弟くんには部屋から逃げて行くオバケが見えていたようです。

そんな弟の兄を思う優しさ、一緒に劇を楽しみたいという思い。

みんなそれぞれにあるドラマエピソードに感激してしまいました。


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